2010年11月13日土曜日

英単語をいかに効率的に暗記するか

英単語の暗記。これはほとんどの人が経験し、苦労してきたことだと思います。
実を申しますと、私は暗記が大の苦手です。
そのため、英単語を覚えるのは私にとって大変な労力を要する仕事でした。

私の今までの経験で、
 「覚えた先から忘れていってしまう」
 「単語帳をめくっているうちに、だんだん頭に入らなくなってくる」
といった悩みがありました。



そんな私が結局行き着いたのは次のような暗記の仕方です。

 ①まず、単語帳を選びます。(必ず例文の音読CDが付属しているものにします。英語のみで「単語」+「例文」で1セットが理想)
 ②CDを携帯音楽プレイヤー(ipodなど)に取り込み、いつでも聞ける状態にします。
 ③100~150単語を一つの目安として一つのグループとして区切り、グループごとにプレイリストを作成します。

ここまでで準備は完了です。
あとは、電車内などある程度の時間(20~45分)が取れる時に、そのプレイリストをリピート再生で流すだけです。その時、単語帳の再生されているページに指をはさんでおき、分からない単語があったらすぐに参照できる状態にしておきます。



ここでのポイントは三つあります。

一つ目は、一日の中で何度も(最低3回くらい)繰り返すことです。
人間の記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があり、始め短期記憶として脳に保存されていたものが、反復によって長期記憶に保存される。これは多くの勉強本・学習本に書かれていることだと思います(私は下記の「本当に頭がよくなる1分間勉強法」で、反復の大切さを知りました)。
100~150単語を1グループとすると、(教材にもよりますが)1周約10~15分になります。ということは、30~45分あればそれだけで3周も回すことができる計算になります。

二つ目は、自分の理解にかかわらず強制的に進んでいってしまうことです。
最初の段階では、分からない単語だらけで例文も頭に入っていないので、音声を止めたりしてじっくり頭に入れることが必要になるかもしれません。しかしその後は、ネイティブの音読の流れに淀みなく乗っていきましょう。深く考え込まずに済むので逆に楽ですよ。

三つ目は、ネイティブの例文を聴く機会が増え、TOEICなどのリスニング対策になります(これは言うまでもないですよね)。



一番左のものは、実際に私が現在使っている単語帳です。本屋で色々見てみたところ、この単語帳が一番この条件にあっていて使いやすそうだと感じました。
ただ、プレイヤーに取り込む前に一度CDをなくしてしまい、もう一度Amazonで購入するはめになりました;;
そして、なんと今朝、古い方のCDが偶然掘り当てられました・・・!そんな虚しさも込めて、この記事を書くに至ったわけです。
みなさんも、CDの保管にはくれぐれも注意してくださいね!

(追記)
大学受験にぴったりな単語帳を探しているところです。実際私が使っていたターゲットも良いのですが、日本語で語彙が読まれてしまうと、「思い出そう!」と脳が思ってくれなさそうなんですよね。
良さそうなのがあれば是非コメントで教えてくださいね。

ネイティブ英語を学習できるSNS「Lang-8」

日本人は英語が苦手だとよく言われるのはなぜでしょうか。

私が思うに、「自分の表現したいことを英語で話す機会が極端に少ない」というのが一番の原因ではないでしょうか。中学や高校でライティングの練習はありますが、それは所詮和訳であって、自分の本当に伝えたい言葉ではありませんよね。


そんな私が最近はまっているのはLang-8(ランゲージ)というSNSです。

[Lang-8]
 http://lang-8.com/

これは相互添削型SNSというものらしいです。
自分が今勉強している言葉で日記を書くと、その外国語を母語とする他のユーザーが添削してくれます。逆に、こちらから日本語の日記を添削することもできます。

ネイティブからの添削は本当にためになりますし、こちらから添削するのも色々な日本語を見ることができてなかなか楽しいですよ。
スカイプのIDをのっけとくと結構話しかけてきてくれたりするので、海外の交流相手を見つけたい場合なんかもいいと思います。
ただ短所としては、相手も日本語学習者の場合が多いので、意外と日本語でも通じてしまうということですかね^^;逆に言うと、日本に興味のあるネイティブを簡単に見つけられるのは長所でもありますけどね。


他にもiKnowやLivemochaなど、語学学習のためのサイトが色々あるようです。
一つずつ試していってみたいですね。

-参考-
ITmedia 「月間売り上げ10万円だが……添削SNS「Lang-8」で世界を狙う25歳社長」
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/18/news075.html

無料オンライン辞書「英辞郎」

もはや紹介するまでもないかとも思いますが、備忘録も兼ねたブログなので一応。

英辞郎 on the web
http://www.alc.co.jp/

無料のオンライン辞書です。
色々コンテンツがあるようですが、私が使っているのは和英/英和辞典のみ。
一つの検索バーで、日本語でも英語でも、単語でも熟語でも何でも入力できるので便利ですね。

例文中の言葉も全部検索対象になっているので、「これ英語だとどういう表現するんだろう?」っていうときに重宝しています。
例えば「全体像を把握する」という言い回しを調べたいときには、「全体像を」あたりで検索かけるとちょうど欲しいのが見つかったりします。
収録されている例文が半端なく多いので、検索する言葉が絞られていないと、膨大な検索結果が返ってくることもありますけどね。

というわけで、英語でチャットしたり文章を書いたりするときには、必ず開いています。
頼りきりになってしまうとまずい気もしますね^^;

公認会計士試験の概要・合格者推移

公認会計士試験の概要

(公認会計士・監査審査会HP「公認会計士試験Q&A」より抜粋)


公認会計士試験は、短答式試験と論文式試験の二つの試験に分けられます。

流れとしては、まず短答式試験を受験し、合格すると論文式試験の受験資格が得られます。


そして見事論文式試験に合格すると、公認会計士試験合格ということになります。(ただし、公認会計士という資格を得るためには、2年間の実務経験と3年間の実務補習の後、修了考査に合格する必要があります。)

資格の学校TACのこちらのページに、より分かりやすい形でまとめられています。




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公認会計士試験受験者・合格率の推移

(公認会計士・監査審査会のHPより抜粋)


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(注)受験者数・合格者数は、旧第二次試験合格者等を除いた数字です。





公認会計士試験の受験者、合格者、合格率、合格点の推移をまとめてみました


私が勉強を始めた当時(平成19年冬頃)には、しばらく合格者増が続くであろうと言われていました。そして実際、翌年の平成20年度には旧試験合格者も合わせると3625人という驚異的な合格者を出しました。

しかしその次の平成21年度には、短答式・論文式ともに難化し、最終合格者は2229人と激減しました。





これから公認会計士を目指す方へ

このように公認会計士試験は、景気の動向・監査法人側のニーズ等により合格者が増加・減少する試験です。合格基準点に関しても、その時々によって変化するということを知っておくとよいでしょう。



勉強時間はできるだけ減らしましょう

ここでは、公認会計士試験の受験時代の経験を元に、私が感じたことなどをまとめています。他の勉強にも通じるものも多いと思います。


公認会計士試験は最難関資格とも言われ、受かるためには毎日12時間以上勉強する必要があるということも聞きます。そのため、どうやって勉強時間を多く取ることができるかが重要視されがちです。もちろん、会計士試験に受かるためにある程度の勉強時間は不可欠です。一日1時間勉強していたら受かった、なんて話は聞いたことありませんし、実際私も直前期には一日8~10時間の勉強時間は確保していました。

しかし、あえて私は「勉強時間はできるだけ減らせ」と言いたいのです。

それはなぜか。
勉強時間を増やすことに意識を向けすぎると、疲れて集中できていないのにだらだら続けたり、あまり勉強が進んでいなくても時間を確保することで満足してしまいます。そして、質の低い勉強をだらだらと続けていても、もちろん実力はつきませんし、疲労感だけが無駄に溜まっていきます。そしてストレスが蓄積されると、さらに勉強の質が低下するという悪循環に陥る可能性もあります。

そこで、「いかに勉強時間を増やすか」ではなく「いかに勉強時間を減らすか」ということに意識を向けることで、効率性を高める工夫を常に考えていくことが、最短で試験に合格するためには必要なことだと考えます。
具体的には、一日のうちである程度ノルマのようなものを決めておき、それを終わらせることに全力投球する。そして、それが終わってまだ余力があるようだったら次の範囲に進み、余力がないようであればさっさと切り上げて帰ればいいのです。

とにかく大切なのは、「質の高い勉強をすること」。
勉強の質が確保されていれば、勉強時間は二の次です。余った時間で気分をリフレッシュさせれば、次の日からまた質の高い勉強に励むことだってできるでしょう。
ただし最初に言ったように、ある程度の時間を確保することは必要ですよ。

会計士試験に予備校は必要か

予備校に通うべきかどうか

これは結論から言わせてもらいます。絶対に通うべきです!
中には独学で合格した方もいらっしゃるようですが、普通は無理です!

理由としては、「範囲が膨大すぎて、独学では何を勉強したらよいのか分からない」「6科目もまとめて勉強しなければならないため、自分でスケジューリングするのがほぼ不可能」などといったことが挙げられます。あとは、モチベーションの維持が困難であったり、本を読むだけではどうしても理解しにくい部分があったりですかね。
公認会計士試験という難関資格に挑戦するわけですから、ある程度の投資はやむなしと考えた方がいいでしょう。

どこの予備校がいいか

全部の予備校を試してみたわけではないのではっきりとは言えませんが、そこまで大差はないと思います。
前述したように、「何を勉強すべきか」「どのように勉強すべきか」を示すというのが予備校の一番の役割だと思うので、十分なテキスト・問題集・答練を用意してくれ、授業のスケジュールがしっかり組まれているところでさえあれば、必要条件は満たしていると考えてよいのではないでしょうか。
あとは、自分の勉強のしやすい環境が揃っているという観点で選ぶのが一番ですかね。「家から近い校舎があるか」「自習室は空いているか」「授業を休んだ場合のフォローはどうか」「質問しやすい環境かどうか」などは、予備校によってそれぞれ異なる部分かと思うので。
あと、通学ができないという方は通信講座などもあるので、そちらを受講されるとよいと思います。

おすすめのPodcast紹介【英語学習編】

ここでは、私が実際に視聴してみてよかったと思うPodcast(ポッドキャスト)の紹介です。
今回は、英語学習にぴったりのPodcastを紹介しようと思います。もちろん全部無料ですよ。
新しいものが追加され次第、随時更新していく予定です。
【インデックス】
■毎週更新
 ・Sesame Street Podcast
 ・ECC英会話 Podcasting
 ・大杉正明のCross-Cultural Seminar
■毎日更新
 ・CNN Student News
■動画形式
 ・Sesame Street Podcast
 ・CNN Student News
■音声形式
 ・ECC英会話 Podcasting
 ・大杉正明のCross-Cultural Seminar


【初級者向け】
Sesame Street Podcastmaishudouga
 ・更新間隔:毎週更新(水曜日)
 ・形式:動画
 ・時間:約6分
 ・公式サイト:http://www.sesamestreet.org/podcasts/
 楽しく英語を学びたいならコレ!アメリカのこども向け教育番組である『セサミストリート』がポッドキャスト用動画として配信されています。クッキーモンスターやビッグバードなど、みなさんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
 内容は、毎回ある単語についての意味を考えてみるという形で進められます。小学生以下の子どもを対象としているので英語も聞き取りやすく、毎回テーマがはっきりしているので流れから会話を推測しやすい内容になっています。「英語を聞いてもさっぱり意味がつかめない」という人は、これを聞くことから初めてみてはいかがでしょうか。
 ちなみに私は、エルモ(赤くて愛嬌のあるキャラクター)のかわいい声に毎回癒されています^^ですので、エルモが出てこない回はちょっと寂しくなってしまいますね。


【中級者向け】
ECC英会話 Podcasting 知ってる単語でこんなに話せる!maishuonsei
 ・更新間隔:毎週更新(月曜日)
 ・時間:15分~20分程度
 ・形式:音声
 ・公式サイト:http://www.eccweblesson.com/podcast/(レジュメあり)
 DJの谷山香さんと、YukioNagato先生の対話形式で進められます。ネイティブの日常会話によく使われる表現を毎回2つずつピックアップし、対話ダイヤログの中で勉強していくという内容です。
 先生は基本的に英語しか話しませんが、難しい単語はあまり使わずゆっくり話してくれているという印象です。また意味を掴みそこねてしまった場合でも、DJの谷山さんが後から丁寧にフォローしてくださるので、なんとなく聞いていても大体の会話の流れはつかめると思います。
 お二人の仲が良さそうな雰囲気が伝わってきて、聞いてるだけでもなかなか楽しいですよ。


大杉正明のCross-Cultural Seminarmaishuonsei
 ・更新間隔:毎週更新(木曜日)
 ・時間:10分~15分
 ・形式:音声
 ・公式サイト:http://www.voicetrek.jp/index.html(テキスト有料)
 「Cross-Cultural Seminar」は、テレビやラジオの英会話番組の講師としておなじみの大杉正明先生とスーザン岩本さんが、毎回、日本と英語圏の文化や風俗、習慣の違いをテーマにした楽しいトークを繰り広げるポッドキャスト番組です。(公式サイトより引用)
 最初は二人共英語で会話を進めていってしまうので、なんとなく聞いているだけですと会話についていけなくなってしまうかもしれません。あとから、大杉先生が会話の内容を日本語で解説してくれるという形式です。話している内容は私たちの身近なものに関する話ばかりですので、興味を持って聞けると思います。


【上級者向け】
CNN Student News(Video)mainichidouga
 ・更新間隔:毎日更新(土日除く)
 ・時間:約10分
 ・形式:動画
 ・公式サイト:http://edition.cnn.com/studentnews/
 毎日英語を聞き込む習慣をつけたいけれど、音声だけだと会話についていけないという方向け。その名の通り、学生向けにつくられたニュースポッドキャストです。英語は待ったなしに話されますが、発音は比較的聞き取りやすいのではないかと思います。
 世界の様々な時事ネタを英語で聞くというのは、英語を勉強しているというより英語を生活に取り入れている感覚でなかなか楽しいです。時間も10分と、毎日習慣付けてみるには丁度良い長さなのではないかと思います。




【おまけ。聞かなくなってしまったPodcastたち】
ここでは、一度購読を始めたものの、様々な理由で聞かなくなってしまったPodcastを紹介します。
いずれも教材としては良質なものばかりですので、あなたに合うものが見つかるかもしれませんよ。

English as a Second Language Podcast
 ・更新間隔:週3回
 ・時間:15分~35分
 ・形式:音声
 ・公式サイト:http://www.eslpod.com/website/index_new.html(レジュメあり)
 第二外国語として英語を勉強しようという人向けのPodcastです。そのため、英語のスピードはゆっくりめで、聞きなれない単語は逐一解説してくれます。
 聞かなくなってしまった理由は、スピードが物足りなくなってしまったことと、更新が頻繁で一つ一つの時間も長いため追うのに疲れてしまったというところですかね。ただ、手始めに英語のリスニングに慣れたい!という方にはうってつけだと思います。