2010年11月13日土曜日

公認会計士試験の概要・合格者推移

公認会計士試験の概要

(公認会計士・監査審査会HP「公認会計士試験Q&A」より抜粋)


公認会計士試験は、短答式試験と論文式試験の二つの試験に分けられます。

流れとしては、まず短答式試験を受験し、合格すると論文式試験の受験資格が得られます。


そして見事論文式試験に合格すると、公認会計士試験合格ということになります。(ただし、公認会計士という資格を得るためには、2年間の実務経験と3年間の実務補習の後、修了考査に合格する必要があります。)

資格の学校TACのこちらのページに、より分かりやすい形でまとめられています。




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公認会計士試験受験者・合格率の推移

(公認会計士・監査審査会のHPより抜粋)


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(注)受験者数・合格者数は、旧第二次試験合格者等を除いた数字です。





公認会計士試験の受験者、合格者、合格率、合格点の推移をまとめてみました


私が勉強を始めた当時(平成19年冬頃)には、しばらく合格者増が続くであろうと言われていました。そして実際、翌年の平成20年度には旧試験合格者も合わせると3625人という驚異的な合格者を出しました。

しかしその次の平成21年度には、短答式・論文式ともに難化し、最終合格者は2229人と激減しました。





これから公認会計士を目指す方へ

このように公認会計士試験は、景気の動向・監査法人側のニーズ等により合格者が増加・減少する試験です。合格基準点に関しても、その時々によって変化するということを知っておくとよいでしょう。